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チケット売り場の前にあるボード 売切れている映画の上には 赤いテープが貼られている。 間違いもあるので油断できない。 |
さてチケットを買いにカウンターに向かう。 3人もカウンターに居るのに、1人しか働いて無い。ああ・・これも典型的なベルリン。 運の悪い事に、2時から始まるイベントが大人気で、私は2時にカウンターに到着してしまったのだ。 売り切れの所に席が増設され、 私の番になった瞬間、そのイベントの増設50席の売り出しが始まってしまった。
『あの、私チケットを2枚買いたいだけなんですが…』 『今上映中のチケットを捌いてから次のチケットを売ります。』 まあ、納得できなくはない理由なので、黙って待つ事15分。 私がぼーっと待っている隣で、暇そうなおばちゃんがカウンター内で本なんか読んでいる。 『あの、私、イベントのチケットが買いたくて待ってるんですが』 『私はベルリン映画祭チケット担当です』 ついに私の番になりチケットを買おうとすると、小銭が無いと言う。カードで払おうとすると、カードは駄目らしい。 学生と大人1枚ずつと言うと、間違えて、学生を多くプリントし過ぎたらしい。 『あの、学生券が多すぎるんですが・・』『もうプリントアウトしてしまったので、持って入って下さい』 押し問答の末チケットを手に入れて外に出ると、シャトルバスが居るでは無いか! やれやれ、と乗り込んで『ポツダム広場で見かけなかったですが、まさか1時間に1本だったりして(笑)』 と 運転手にジョークを言うと、にっこりと『まっさか〜1時間に2本ですよ』 30分に1本?そんなん役に立つか!!(怒) そして、バスは30分しっかり、Haus der Kulturen der Weltの前で停車し続け、5分程でポツダム広場に到着した。 待ち時間の間に、3往復はできるじゃないか!!働け! いちいち全ての映画館に行くのにタクシー使ってられるか! あー・・・久しぶりにベルリン・サービスの悪さにあって、ほとほと疲れました・・ でも、頭に来たらすぐこうやって文句を言ってしまうのも、ベルリン流?私もベルリンに染まってしまっているのかもしれません。 |