ドイツではメッセ(見本市)が盛んです。ライプチヒやフランクフルトの本メッセ、 ケルンのお菓子メッセなどのほか、デザイン家具や、コンピューターや漫画、おもちゃのメッセなど、なんにでもメッセがあります。
アート関係でもベルリンやケルン、フランクフルト等で様々なギャラリーが出店して行われています。
今回は、今日(9月3日)までベルリンで開催されていた国際的な規模の大きな放送、オーディオ関係のメッセ、Ifa(イファ)を御紹介。
2年に1度開かれるこのメッセ、今年は初めて1000以上の企業の参加があり、その7割が海外からの出店。東アジアを中心とした36か国からはるばるドイツの新首都、ベルリンを足掛かりにヨーロッパ進出をはかろうという所でしょうか。
アジアからの出店が今回は目立って多いそうで中国だけでも243の企業の出店で、小さな企業は大きなブースを共同で借りたりなど工夫していました。他には韓国、台湾、シンガポール等からも多くの出品。もちろん日本からはSONY、パナソニック、サンヨー、ビクター等の大手会社を始め小さな会社もあわせ40社あまりが出品しているとか。
お客さんで多いのはドイツ人かと思いきや、案外バイヤーとして来ている人はロシア、ポーランド等の東欧諸国、ウクライナ、ロシア、カザフスタン等旧ソ連系の人も多いです。

ドイツのPhilipsブ−ス。
今回は若者向けにゲームコーナーや、
DJのショー等を企画。
目玉商品はライター大のデジカメ。


鏡とプロジェクターを使ったインスタレーション。

プレイステーションに接続する
カメラとゲームのコンビネーション。アイトーイ。
日本企業はこういったこういったデジタル系の話題になると注目のマト。首相もHONDAのロボットをチェコに持って行ったりとアピールしているようですが。今回もニュースをつければ毎朝、これがIfa で見られる日本の新しい技術!とSANYOのデジカメのシャッタースピードの早さ、SONYのサイバーショットの小ささを報道しています。
上写真は今回のIfa のSONYブース。メッセ会場では一般客のためにアイドルのコンサートや、花火大会、TVの視聴者参加番組、“スター誕生”、みたいなタレント・オーディション(今ドイツで流行っている)等が開かれていて、16〜18くらいの若い子達が沢山連れ立って来ていました。そんな彼等をひきつけて放さないのがこのSONYブースなのです。
メッセ会場は20数個の大ホールに分けれられているのですが、SONYはビッグサイトの2分の1くらいの大きさだというブースを丸々1つ使い、アイトーイやプレイステーションの新ソフト、車に実際乗って楽しむゲームなどとにかく、インタラクティブな、体を使って楽しめるコーナーをちりばめ、その中にちゃんとデジカメやビデオの新製品コーナー、バイオのメンテナンスコーナーを作る等して大人のお客も押さえ・・・とどこのコーナーより圧倒的な年齢層の幅広さと集客率の良さを見せつけていました。
私はビデオとカメラを中心に色々見たのですが、しかし小さい!そして高機能!
レンズがクリッと回って自分が写せるなど、痒い所に手が届くような発想で作られていますね..日本の製品は。さすがです。

日本の新技術に対抗しよう!というのか、知名度をあげようと頑張っているのは韓国のSAMSUNG。旗や広告などに多大の協賛金を払い、どこのブースに行っても“サムソン”の文字が目に入って来ます。そして、このメッセのためだけに、サムソンの社長がわざわざ韓国からやってきて、毎日小さな演説みたいなものをしたり、1日1人にサムソン製のデジカメをプレゼントする等、とにかく今回の気合いの入れようはすごいものがありました!!
安売りの家電というイメージを払拭し、先端のデザインと技術を安く提供します、という風にこれからはやっていきたいよう。私から見るとどうもメタリックなばかりで、いまいちデザインが洗練されていないという印象ですが。

しかしこの新製品を見せるメッセ、多くのソニー製品はもう日本の市場に出ているものだとか(がっくり)。10月に一時期国しようと思っているところだったので、日本でオープン価格で買おうと思います・・。

ifa メッセ:公式サイト





画像、文章の無断転載を固く禁じます。
All Rights Reserved, Copyright(c) by Hideko Kawachi