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オペラ座の中に入ると、豪華な内装に圧倒されます。シャンデリア、壁画・・オリジナルはもっと素敵だったでしょう。また、コンサートを見に来た観客達のドレスアップにも、うっとり。
思った程にフォーマルではありませんでしたが、年齢層が高いのには驚きました。
チケットは15ユーロくらいからあるようですが、良い席はそれなりのお値段。 しかし、安い席でもこんな素晴らしい演奏をちょっと体験できるのは良いですね!彼等は今年か来年には、日本にも演奏に行くようです。 私が見たコンサートはシュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国家楽団)のシンフォニーコンサート12。 ヨハネス・ブラームスの“ハイドン・バリエーション”、アルバン・ベルクの“バイオリンコンサート”、リヒャルト・シュトラウスの“薔薇の騎士”、“サロメ” このシュターツカペレ・ドレスデンという楽団は、1548年にザクセン王によって創立され、17世紀中盤からはオペラのオーケストラとして活躍。 1985年から再びゼンパーオペラで演奏をしています。 |
さて、ホールの中に入っていよいよ開演。 バイオリンの音色が好きな私には、アルバン・ベルクの“バイオリンコンサート”が非常に気に入りました。 もちろん、全てが良かったのですが、この曲は、非常に現代的な部分が多く、新鮮だった、ということもあるかもしれません。 そしてシュターツカペレ・ドレスデンの演奏!ソロ部分も見ごたえがあるのですが、 とにかく、全ての楽器が渾然一体となってひとつの音色で迫ってくるようで、身震いがする程なのです! もう、耳で聞くというよりも肌で聞くような感じで、そうか、音楽ってこういうものだったのだ!と思いました。 私は音楽の方の知識は本当にゼロなのですが、そんな私でも、拍手が止まらない程。 もちろん、会場も足を踏みならしたり、最後のアンコールは5回以上。いつまでもなり止まない拍手が印象的でした。 |
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