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今年春から、ずーっとグミを断ち、自炊してきちんと食べよう!と心がけてきました。しかし、一昨日、買い物に行った時にふと目に入って来たのが、ディズニープリントのkatjesのグミ。こ、これは・・久しぶりにグミについて一筆書かねばなるまい!と思った私はさっそく2袋を買い物カゴの中に入れ、レジへと向かったのでした。 katjes のグミは、HARIBOのグミがキャラクター(熊、ハリボー君)を重視し、カラフルでちょっと子どもっぽいのに対して、シンプルで可愛い、独自の色形(ラクリッツの黒い猫、レモン色のニシン)、デザインを打ち出していて、個人的に高ポイントの“見た目グミ”でした。それなのに、あえて、今さら、ディズニーのキャラクターを使うことないのに・・・!ちょっとがっくりです。 なんとなく、グミ業界は今、下降線にあるのではないかと感じる、今日この頃。頑張って、ヘルシー路線を打ち出してみたり、小分けパッケージを作ってみたり、変なフレーバーを出したり、キャラクターを変えたり。今までの状態では売れなくなってきて、そこからなんとか脱出しようとして、HARIBO やkatjesは頭をひねっているんではないだろうかと勝手な事を考えています。 多分今年から始まった新しいプロジェクト、ディズニーキャラクターグミ。第1弾(第ニ弾はあるのだろうか?)は、シンデレラとミッキーマウスという、押しも押されぬ大御所キャラ。シンデレラの袋にはピンクに淡くパールがかった、日本のキャンディ“花のくちづけ”のパッケージに似た素材が使われています。日本ではよくみかけるこういった袋の素材へのこだわり。ドイツではほとんど見かけないので新鮮でした。対してミッキーはジーンズの色のような渋いブルー。どちらも、右下に、ちらりと中身のグミ写真が入っています。 |
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シンデレラの方は、赤く透き通るのお城、濃いピンクのハート、ピンクの透明な鳥、薔薇の花、ガラスのハイヒール(透明)と白いハイヒールの6モチーフ。なかなか凝っています。グミの基調に使われているピンクがシンデレラの水色のドレスと良いコントラストに。ミッキーの方は、ミッキーの顔オンリー。1つがけっこう大きく、ひとくちでは食べられません。しょうがないので、ミッキーの耳や、顔を噛みちぎって食べるような感じになります。ミッキーのはコーラ味のネリ消しのような味(ネリ消しは食べた事ないですが)で、濃厚。商品紹介には“モダンな味わい”とありましたが、コーラは定番でしょう!?ネリ消し部分が粉っぽいので2つ食べると胸焼けがしそうです。久しぶりに食べたら、けっこう舌が拒否反応をしめしていました(笑)。 シンデレラの方は、意外に美味しい、酸味の効いたベリー味。katjes のグミはHARIBOに比べて酸味がきいてるんですが、これがけっこう美味しい。6種類、一応全部味が微妙にちがいました。特に、白いハイヒールのグミは、白いんですが、ラズベリーのような味わいがほのかにして、けっこう美味しかった!とっても意外です。薔薇やハートは、ねっとりしてて、食べにくかったですが、グミ(透明)のはそこそこ。 うーん、しかし、これは売れるのでしょうか。キャラクター商品をオマケにつければともかく、パッケージだけではアピール度が足りないような気がします。ドイツ人は古くからあるキャラクターの方に安心感を抱いて、こういうパッケージには手をつけないような気がするんですが・・・。他のスーパーで見かけなかった所をみると、場所柄(ハーケッシャー・マルクト)観光客が多いから、外国人に的を絞っているのかな?とも思いましたが、パッケージはドイツ語表記のみで、輸出を考えているとも思えません。ディズニーとのコラボレーション、吉とでるか、凶とでるか? スーパーの一番下で角の棚に置かれていたという事実が、全てを物語るような気がしてなりません。 |
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** 後日、このコンテンツを見に来て下さった、キーツさんから、こんなのもあるよ〜と写真を頂きました!ありがとうございます!ちなみに、katjesやHARIBOのような有名ブランドではなく、ALDI南ドイツの製品で売っていたものだとか。虎はかなり似てるけど、プーの方は微妙に似て無い・・。耳が違う素材だとちょっとミッキーに見えてしまうのが難点?どうせ色が変わってしまうなら、鼻にすれば似たと思うのに・・。味はオレンジ、クリーム色の部分は、固まったマシュマロみたいな味なようです。うーん・・。どのブランドでもやはり味は同じ?? でもプーさんという目の付け所は良いですよね!プーさんの顔はほぼ円形だから、形作りやすそうだし。そういう意味ではドラえもんグミが日本にあったのはうなづけます。作りやすいですもんね。 |