暖かくなってきてとにかく外にでるのが楽しい季節となってきました!

ギャラリーをちょっと回ったり、遊びに行くのも自転車があると便利。友だち達が皆自転車に乗っていたのでよく2人乗りていたのですが、ドイツでは自転車の2人乗りが禁止されていると聞き、自前の自転車を買おう!と一念発起。よく安くて良い自転車がでるよ!と教えてもらったフリードリッヒスハインにある、蚤の市にでかけました。
そこが、自転車だけでなく、旧東独の家具、雑誌など掘り出しモノが見つかる面白い市だったのでした!今回はそこを御紹介。


わりと広い、ボックスハーゲナープラッツで、朝10時頃から夕方4時頃まで、天気が良ければその公園を2重に取り巻くほどに店が立つこの蚤の市。
すでにお店をもっているプロっぽい人達も居ますが、ほとんどはいらないものを持って来て売っていると言う感じなので、 案外かんたんに値段がどんどん下がります。
負けて!ってまずは言ってみましょう。まずは半額くらいから。
他の蚤の市ではひとつ4ユーロ以上した旧東独のカップが4つまとめて8ユーロ。バッチが50セント。 うーん、がんばるとどんどん負かるので(プロっぽいところは全然負かりません)楽しくなってきてしまいます。
売っているものは、家具から、電話、洋服、看板、自転車、本、こんなん売ってるの?というような分けのわからないものもあったりして、 それがまた面白いです!何を買わなくても、ぐるぐる回っているだけでも充分楽しい!
ごちゃごちゃした山の中から宝物を掘り出そうとするのもまた良し。

私はここで素敵な水色の自転車を発見。皮のサドルがとても雰囲気の良いこの自転車はよく手入れがされていて、 ランプ、ブレーキ、など全てフル装備。きけば旧東独70年代物だとか。
70年代にしてはさび一つなくピッカピカ、手入れが良いので、驚くと『知ってる?旧東独ってのはね、1度自転車を手にいれたれたら、それを一生使わなければいけなかったんだ。手入れ良いのは当たり前さ!モノを簡単にすてちゃう国じゃーなかったんだもの』とのお答え。素晴らしい!!
昔捨てずに残っていたもの、自分には要らないけれど、捨てられないもの、そんなものが沢山並べられているこの蚤の市。他人には不要でも、自分にはぴぴっときちゃうこともあります。

自転車、旧東独の雑貨をいくつか買って、公園のそばにあるカフェで日曜日のブランチをゆっくりとりました。
これぞ、日曜日にまったくお店のあいていないドイツの、のんびりと贅沢な過ごし方!
最高です!日曜日にベルリンにいらっしゃる方はぜひ。



Boxhagener Platz: S Bahn Ostkreuz より徒歩10分




画像、文章の無断転載を固く禁じます。
All Rights Reserved, Copyright(c) by Hideko Kawachi