上:世界最大級のウサギ
ギネスブックに載りました!という説明がついています。
右:ホワイトチョコレートの歯。










さてドイツではあまり盛上がっていなかったバレンタインデーが終わると、ドイツ甘味界はイースター一色になります。街のケーキ屋さんなどはけっこうカーニバルのためのケーキなども店先にならべていますが、市販品はやはりイースターものが多いようです。

最初にアップしたグミのページでもちょっと紹介した、ぶつぶつ砂糖付きの卵型グミは今年は見かけませんが、同じく小さいものがびっしりの密着モノで、今年はこんなのを発見しました。
それは、びっしりウサギチョコレートをくっつけて作った、世界最大級のイースターのウサギチョコレート。
これは、ジャンダルメンマルクトという、フランス風な街頭のともる素敵な一角、フランス大聖堂とドイツ大聖堂のある広場のすぐ横にあるチョコレートショップで発見しました。ここはFASSBENDER & RAUSCHといって、チョコレートで作ったブランデンブルク門や、巨大なアヒルといった、チョコレート細工が店中にならぶお店です。
細かい細工ものよりは大きい!すごい!というのが売りなのか、チョコレートを大量に使っています!と自慢げに紹介してくれます。味は、普通くらい。洋酒を使ったトリュフなどももちろん選んで買うことができます。
さてこのウサギ。小さなウサギ型のチョコレートをびっしりくっつけて作った巨大なウサギです。なんと3m20cmもの大きさ。なかなかこっていて、様々な包み紙の色のウサギを組み合わせて、左写真のような蝶ネクタイのウサギを作り、歯と目の部分は包み紙をむいて白黒にしています。

 
さてはて、お待ちかね(?)イースター限定版のグミです(右写真)。これはおなじみのHARIBOゴールドベアーグミの熊(左写真)が、まんま、うさぎに入れ代わっています。パッケージでも黄色い(金色)熊が赤いリボンのところが、こちらでは黄色いうさぎが赤いリボン。
ちなみに、味はまったく同じです。でも、形がかわいいうさぎ型!なかなかこっています。
パッケージを裏返すとこのウサギ(あまり可愛く無い・・・)が『つまんでみて!ぼくが春だよ!』と言っています。そこまでいうなら味を変えたら・・・と思うのは私だけでは無いでしょう。日本ではけっこう季節限定の味というのはみかけたように思うのですが、ドイツはあまりないですね。日本は四季があり、旬の食べ物というのが非常に充実しているので、そういう風になるのでしょうか。それともドイツ人はあまり旬の食べ物をお菓子に取り込む、という感覚がないのでしょうか・・・
さて、その他まだ今年は見かけていないのですが、ヨーグルトグミと普通のグミを組み合わせた、Katjes のヨーグルト卵グミというものイースター時期に出回ります。
これはわりと美味しいのですが、味は変わりません。。
まったく美味しくないイースター限定グミ?というかゼリーもあります。それはこちらのコンテンツに小さく紹介されていますので、よろしければご覧下さい。
ドイツ人はグミが大好き!
すっごく美味しくないです。買っても食べないので、ちゃんとした写真がありません。

最近ベルリンもやっと暖かくなり、美味しい果物が店頭に並ぶようになりました。日本ではサクラ風味の和菓子などが多く並んでいるのでしょうね。ちょっと懐かしいです。


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