さて、
以前健康系グミ でも書いたのですが、どうも最近ヘルシー系のグミが気になる!
しかし、巷にあふれるヘルシー系グミは素材こそアロエや野菜、海藻だったり、脂肪分ゼロと表記してあっても よくよくカロリー表記を見ると対して他のグミと変わらなかったりすることが多いのです。 しかし、ここにきて、強力なアイテムを発見。 natreenというカロリーの低い甘味料の会社が出している、ヴィタミン・ヴィヒテル(小人)と、 フリュイティッシモ。40パーセントカロリーオフ!です。
なるほど、糖分とゼラチンが主材料であるグミですから、 その糖分部分をほとんどカロリーの無い甘味料に変えれば、ぐっとカロリーは落ちるわけです。 しかし気になるお味は?見た目は?この2点において魅力の無いグミなら、カロリーオフでも購入欲を誘われません。 さっそくチェックしてみました。


さて、ビタミン小人グミ 。 こちらは、Hariboのパーティパックのような小袋に分けられているのがまずポイント高いです。 ドイツのグミは、カロリーもさることながら、500グラム入りの巨大なパックや1キロバケツ入りのグミ等もあり、この量がまず危険! 傷まないから大丈夫だろうとか、そういうことではなく、その存在自体が・・・。
日本のコンビニで売っている美容系のグミや種々の日本のグミを見ても ほとんどが小袋入り。グミに限らず、お煎餅やらキャラメルから、何でも日本は小さく美しく個別包装されてますよね。 食べ切りサイズ、暴食をストップする効果があるわけです。
フリュイティッシモは、HARIBOやKatjesのグミより少なめの100グラムパック、こちらも気を使ってある様子。
そして、カロリーが低いだけでなく、ビタミン小人の方は8種類のビタミンや食物繊維をたっぷり含み、ノン・シュガーで歯にも優しい。 フリュイティッシモの方はビタミンC強化。こちらも砂糖抜き。 フリュイティッシモはでも、形といい、果物を模した形といい、ビタミン強化のコンセプトといい、 lach gummiという別の会社の製品にかなり良く似ている気がしますが、 まあどの会社のグミも、フルーツグミはフルーツを模した形をしていますので特に問題はないのでしょう。

しかしビタミン小人の方はなかなかオリジナリティがあります。 小袋を開けると、なかなか細かく細工を施した小人の形をしていて、にっこり笑顔の盛上がった頬や皺のよった帽子等 手抜きがありません。 どのグミも形がしっかりしています。この小人、正にドイツの庭に良く居る、陶器の小人の形(右写真のような)にそっくり。 まさにジャーマンソウル・・!
さて、このグミ、肝心のお味はというと、小人の方は、薄い味で、何を食べているのかイマイチ分らない所が、Hariboの熊グミを思わせます。 果物グミの方は、香料がすごくて、袋を開けた後、部屋のどこに置いても匂いがして来る程。 味もどうも、人工的な香料の味が強くて、なんだか食べ難かったです。 せっかくカロリーオフで頑張っているのに、この味では、HARIBOにもKatjesが頑張るグミ業界への参入はちょっと難しいのでは・・と思いましたが、 natreenは多分、対抗する気はないんですね。 砂糖に変わる甘味料としてスーパーではnatreenだけのコーナーが良く設置されています。 グミは、natreenを使ったジャムとか色んなものと一緒にそのコーナー並べられていました。
HARIBOとかと一緒に並べて、グミとして勝負するのではなく、 あくまでもノン・シュガー製品の1つとして新しくグミが開発されました、というだけの話なのでしょう。 ちなみにグミ製作自体は、trolliグミを出している会社のようでした。 trolliグミはクリスマスグミのところでも書きましたが、 どうも独自の方針ではなく、Hariboのアレに似た・・とかkatjesのソレに似た・・製品を多く出している会社です。 目玉の形のグミとかえぐいオリジナル商品もあるんですが、歯ごたえが他の2社に比べてニチャニチャしている感じで、 今回のnatreenのもちょっと軟らかめでした。 それがnatreenを砂糖の代わりに加えているからなのか、それともtrolli社のオリジナルレシピがそうなのかは、分りません。

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natreenのグミ:HPの新製品チェックコーナー(2005年5月現在)




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