Berlin Bau/五感でドイツ/歩く/クリスマスマーケット巡り

ドイツ散歩、まずは、わいわいとかけ声の楽しい市場巡りから。蚤の市も面白いのですが、平日の朝市には主婦のひとが多く、交わされているちょっとした挨拶や会話に、その街の雰囲気が知れる感じがとても好きで、私は新しい街に行くと、必ず市場を覗いてしまいます。ドイツでは“～Platz（広場）”という名前の場所では必ずと言っていいほど何らかの市が開かれています。
１２月になると、色々な街でたいてい、街の中心、市庁舎前広場でクリスマス市が開かれます。（ベルリンでは４ケ所くらいで開催）こちらではクリスマス飾りやクリスマスのケーキやクッキーなど、この時期にしか手に入らないものが多く、砂糖衣のナッツの甘い香り、ソーセージやキノコ炒めの香ばしい香り、グリューヴァイン（ホットワインの一種）の濃厚で湿度のある香りがただよう中、クリスマスを待つわくわくした雰囲気もあいまって、何度回っても楽しくなってしまう所です。
クリスマス市では、屋台だけではなく、遊園地のように観覧車やジェットコースター、お化け屋敷くじ引きなどのアトラクションも多く併設され呼び込みの超声や、アトラクションのBGMなどががんがんかかっていて、普通の市場とはまた異なった音に溢れています。またライティングがほどこされていて、夜まで開いているのも違う所。ベルリンでは夜になると酔っ払いの若者が現れて、どうもあまりムードがないのですが、他の街、ミュンヘン、ライプツィッヒ、ドレスデンなどではすっかり日が落ちて寒く暗くなった街のまん中にポッとろうそくの光が灯ったような柔らかく暖かい空気がただよっている気がしました。

クリスマス市名物、チョコがけリンゴ。飴がけもあります。後ろにみえるのは柔らかいスパイスの効いたハート型クッキーに、愛の言葉が書かれているモノ。ちょっとしたプレゼントに。

ベルリン、東駅(Ostbahnhof)近くのクリスマス市。ソーセージはいつの時期もドイツ人の大好物？

クリスマス市場の片隅に必ずある、クリスマスの１シーンを再現するジオラマ。これはキリストの誕生。大抵作りが荒くて、恐いような感じ。ライプツィッヒのクリスマス市で。

ベルリンのクリスマスマーケットの詳細は、その後、以下にアップさせて頂きました。
ご興味ありましたら、ぜひあわせてご覧頂ければ、嬉しいです！
クリスマス市＊ハヌカとクリスマスを祝おう・・・Chanukka-Markt
クリスマス市＊ノスタルジック・・・Weihnachtsmarkt am Gendarmenmarkt
クリスマス市＊アジア風味？・・・Weihnachts- Umweltmarkt
クリスマス市＊タイムトラベル？・・・Weihnachtsmarkt am Opernpalais
クリスマス市＊恐ろしい童話？・・・Weihnachtsmarkt am Alexanderplatz
クリスマス市＊ベルリン最大・・・Weihnachtsmarkt Altstadt Spandau

こちらは番外編、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットです。
クリスマス市＊上を向いて歩こう・・・Stuttgarter Weihnachtsmarkt